さすらい人　ヤニク うっ。またでた。 ペラジーちゃんさぁ、さっきから使ってるその記号は、何！？

流浪者　ペラジー えっ？ どうかしたの？ ［ペラジーは、小首を傾げた。］

さすらい人　ヤニク それそれそれ！それだよそれっ！ 「　［　］　」　こういうの、さっきから使ってるじゃん。

流浪者　ペラジー あっ。ああそっか… そういえば説明してなかったよね。 これは、RP村をはじめとして、よくでてくる記号で、 「ト書き」や「地の文」を表すの。

さすらい人　ヤニク とがき？じのぶん？

流浪者　ペラジー 辞書によると… 「ト書き」 脚本で、せりふの間に、俳優の動き、出入り、照明・音楽・効果などの演出を説明したり指定したりした文章。 「地の文」 小説や戯曲などで、会話や引用などを除いた文章。 …だね。 人狼議事のＲＰ村でも、キャラクターの動きや、周囲の環境の描写なんかを ［　］　←この記号でくくって、表現するよ。 ト書きと地の文は…どちらかというと、ト書きに近いかな？ キャラクターの感情の描写は、しない方が好まれたりするの。 それはなぜかは、追々説明するね。

さすらい人　ヤニク 小説なんかの、セリフじゃない部分ってことか。 …なんだかややこしいなあ。 つまり小説とは逆で、 セリフじゃない部分を、カッコの記号で囲ってるってわけ？

流浪者　ペラジー そのとおり！ この書き方をする人は多いから、覚えておいてね。 ヤニク君も動作を表現したい時に、その場にいる人が［　］を使っているなら あわせておくのが無難かな。 じゃあ、この機会に、他の記号についても説明するね。

さすらい人　ヤニク はーい！ ［ヤニクは、イエーイととびあがった！］

流浪者　ペラジー よくできました！

流浪者　ペラジー まずは、退席記号から。 用意する記号：「*」この記号を二つ。

さすらい人　ヤニク しりのあｎ

流浪者　ペラジー ……ッ ［ペラジーは、慌ててヤニクをハリセンで殴った］

流浪者　ペラジー …どういう風に使うかっていうと、退席したい時に使います。 一般的には、退席を表現してる言葉を、「*」ではさむの。 ［ペラジーはヤニクに呆れて、*部屋へと戻っていった…*］

さすらい人　ヤニク ペ、ペラジーちゃーんッ！

流浪者　ペラジー …。ただいま。 じゃあ次にいくね。次は、「中の人記号」です。 用意する記号：「/*」　この二つの記号。

さすらい人　ヤニク ペラジーちゃん、キグルミだったの？

流浪者　ペラジー …。 じゃあ、まずは「中の人」から説明するね。 中の人っていうのは、私、ペラジーを演じている人のことを指すよ。 つまり、キャラクターの発言じゃなくて、プレイヤーの発言ってこと。 ヤニク君なら、ヤニク君じゃなくて、釜田君の発言ってことね。 プレイヤー発言と、キャラクター発言の使い分けについては、 「中の人などいないッ」の項目を見てね。（※未実装です）

さすらい人　ヤニク ど、どこで俺の本名を…ッ

流浪者　ペラジー 最初に名乗っていたじゃない。 じゃあ、使い方を説明します。 /* 中の人発言です。 ヤニク君は、いろんな意味で自重するといいぜ！ */ このように、「/*」の記号の下に、中の人発言を書くの。 今回ははさんであるけど、最初の「/*」しか使わない人も多いかな。

さすらい人　ヤニク ほうほう。 /* まじ　ペラジーもえ！

流浪者　ペラジー ！ …えっと。使い方はあってます。 そういう風に、最初の「/*」だけで中の人発言を表現する人もいるってことね。

流浪者　ペラジー さて、残りの記号もこれだけかな？ 場所を分りやすく表す記号です。 ―　場所　― こんな風に、「―」で挟みます。 例えば、―　広間　―　等…

さすらい人　ヤニク ―　ペラジーの部屋　― ほほう…なかなか綺麗につかっている！

流浪者　ペラジー ちょっとまって、どこに居るのー！？

流浪者　ペラジー まったくもう…。 因みに場所の記号は、率先してとにかく使うべき！とは言えません。 使うべき場面と、使わない方がいい場面が存在しているようです。 例えば、周りのプレイヤーさんにも、居る場所が分りきってる時は わざわざ場所なんて分り易く書く必要はありませんよね？ 逆に、皆がバラバラの場所に居るということが、RP村ではおこりがちです。 そのため、相手のいる場所を勘違いしてしまうなどの事故を防ぐために 場所記号を使ったほうがいいとされる場合もあります。 その村によって違うものなので、周りの様子を見て使ってみましょう。 村の雰囲気は、それぞれ異なるものです。 この記号が、一切使われない村もあります。

流浪者　ペラジー こんなところかな。

さすらい人　ヤニク …うまく使えるかなぁー。

流浪者　ペラジー 大丈夫、すぐに慣れると思うよ。 他の人が使っているのを真似してみてね。 みんなにあわせる、これが大事だったりもするものだから…

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